のむラボ5号 インプレ
大阪にある暗黒自転車工房のむラボで組まれた手組みホイールのインプレです。
- 構成
- 重量
- インプレ
1.構成
フロント
リム tni al22 * 20H
ハブ dt swiss 350
スポーク sapim cx-ray
組み方 ヨンヨンイタリアン組
http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-4664.html
ハブ hope RS4
スポーク sapim cx-ray・dt swiss competetion
組み方 ヨンロク組結線有り
*リム外幅:18.2mm リム内幅:13.3mm リム高:22mm
2.重量
リム重量 393g±3%(公称値)
実測値だと385〜390gだった気がします。
ホイール重量は大事な数値ではないので知りません。
ホイールの重量が13**gで軽量なため登りでは非常に軽く......などというインプレ記事は個人的に全く信用していません。だってこの世にはリム重量は重いのにハブとスポークを軽くして誤魔化してるホイールがいっぱいあるんだなぁと再認識。
ロードホイールで自分が最初に見るのはリム重量と組み方です。ここで興味が失くなるかどうか大体決まります。カーボンチューブラーは一度使ってみたいと思っています。
3.インプレ
硬く軽く走るが進まない
走る→踏み込んだ際のパワーを逃さない
進む→より少ないパワーで前に進んでくれる
と使い分けたいと思います。(語彙力)
使用条件(最低限この情報は必要)
身長168cm 体重 56kg
フレーム cadd12とscott speedster
チューブ maxxis ultralight
タイヤ vittoria corsa 23・25c 6~6.5bar
カンパニョーロのシロッコやジャイアントのSLR1(ローハイト)よりも硬く、caad12にはかせると踏み切れませんでしたがSCOTTだとよく走りました(のむラボ5号はイイぞー)。タイヤと空気圧によっても印象は変わるとは思いますがのむラボ5号を使うときはフレーム、チューブ、タイヤのいずれか一つを振動吸収性の高いものにするとフィーリングが良くなる気がします(のむラボ5号はイイぞー)。
登りではリムが軽量でありカッチリ組んであるためパワーを逃がすことなく前に進もうとしてくれますがその分足に疲労が溜まるのも早いです。また下りでは踏み続けないといけないという印象です。
軽量リムの宿命ですが平坦ではスピードを維持するのに苦労します。総じてヒルクライム向きなホイールではないかと感じました。
完成車付きの鉄下駄ホイールから変えたいが何にすればイイか分からない、zondaよりも軽いホイールが欲しいという方は一度検討してみてはいかがでしょうか。ただ、納期はかなり長いです。
コロナで外に出れないこのご時世に自分でホイールを組んで使ってみるのもいいと思いますが、そうすると現在所有しているホイールが途端に魅力を失い気づいたら売ってたなんてことがよくあるのでご注意ください。
以上です。